人生に悩んでいたぴょん吉は
2年間全力で自分と向き合った結果
元気いっぱいになって裸で踊り出した
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とある秋
ぴょん吉は母うさぎと
富士山が見える旅館で
ちょっと贅沢な旅をした
母うさぎは今、おばあちゃんうさぎと
2人で暮らしているので🐰🐰
母うさぎの息抜きもかねて
旅行に行ってきた
到着した日はあいにくの雨☔
部屋には露天風呂がついていて
富士山を見ながら温泉に入れる予定が
雲で隠れて見えなかった
翌日も雨の予報だったけど
もしかしたら早朝に少しだけ見れるかも?
と旅館の人が教えてくれた
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この旅行から時を戻ること、8ヶ月前
ぴょん吉はイメージワークによる
カウンセリングを受けていた
イメージワークは誘導瞑想とも言われ
潜在意識にアプローチする
心理療法のひとつ
(潜在意識についての説明はこちら)
▷ぴょん吉解説!同じパターンを繰り返すのは潜在意識のしわざ
ちょっとここで
カットされた新鮮なレモンを
手に持っているイメージをして欲しい
そして続けてそのレモンを
口元に持っていく
すると、不思議と唾液が出てくる
脳はイメージの世界で起きた出来事と
現実で起きた出来事の区別が苦手なのだ
イメージの中で体験したことも
潜在意識に蓄積されるので
スポーツ選手は
成功する感覚を潜在意識に
インストールするために
イメージトレーニングを行なっている
イメージは感情とダイレクトに
つながっていて、とても素直
悲しい経験をした場面を
思い出すだけで悲しい気持ちになるし
なかなか向き合えない相手に
イメージの中で気持ちを伝えることは
現実での体験と
同じ効果があると言われている
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ぴょん吉がこの時受けたのは
“鏡の瞑想”というイメージワーク🪞
目をつぶって
鏡に自分が映っているところを
想像することから始める
鏡に映る自分の表情は
そのときの自分の心の奥底を
表していると言われている
椅子にゆったりと座り
目をつぶると
あとはカウンセラーさんの誘導に任せる
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🙍♀️「それでは目をつぶって深呼吸を3回してください」
🐰(すーはー×3)「深呼吸しました」
🙍♀️「ぴょん吉さんの目の前に、鏡があるのが頭の中でイメージ出来ますか?」
🐰「ぴょん吉の前に鏡があるのがイメージできました」
自分の部屋にあるのと同じ全身鏡が
イメージの中に出てきた🪞
🙍♀️「鏡にはぴょん吉さんが映っていますか?」
🐰「鏡にぴょん吉が映っています」
🙍♀️「ぴょん吉さんはどんな表情をしていますか」
🐰「なんだか楽しそうにしています」
ぴょん吉は嬉しかった
以前にも鏡のイメージワークを
やって貰ったことがあるんだけど
そのときのぴょん吉は
悲しそうな顔をしていた
🙍♀️「鏡の中のぴょん吉さんは何が楽しいと言ってますか?」
🐰「⁉️」「あの、鏡の中のぴょん吉が、素手で鏡を叩いて割りはじめました」
もはや、お約束なのか🥹
脳内のぴょん吉がまた暴走を始めた🥹
前回の暴走話はこちら
▷ぴょん吉はじめての催眠療法!前前前世は宇宙人
🐰「鏡の中のぴょん吉が、鏡を割って出て来ようとしています💦」
まずい、まずいぞ🥹
この鏡のイメージワークは
鏡の中に手を伸ばして入っていき
鏡の中の自分を抱きしめて
一体化するのが一連の流れなのだ
つまりは
どんな状態の自分でも抱きしめる
自己受容や自己肯定の感覚を
潜在意識に植え付けるのが目的なのだ
あたふたしていると、
あっという間にぴょん吉が
鏡から出てきた🐇💨
🙍♀️「どうしてぴょん吉さんは鏡から出たかったのですか?」
🐰「こっちの方が、自由だからって言ってます」
🙍♀️「鏡から出てきたぴょん吉さんは何をしていますか?」
🐰「ぴょん吉は服を脱ぎ捨てて、パンツ1枚で踊り出しました」
🙍♀️「笑笑笑笑笑笑」
カウンセラーと2人でさすがに笑った
🐰 「部屋にポールが現れて、今度はポールダンスを始めました」
🙍♀️「ポールダンス、、、!」
1Kの狭い部屋で
激しくポールダンスを
繰り広げるぴょん吉
(ポールダンスなんてしたことない🥹)
その後
ぴょん吉は勝手に雲を呼び寄せ
雲に乗って部屋の窓から飛んでいった
(すっかり雲の使い手に🙄)
すると
場面は大草原に切り替わった
サバンナのような広大な大地だった
どこかの先住民のような踊りを
パンツ1枚で繰り広げるぴょん吉🥹
🙍♀️「ぴょん吉さんは、草原で踊っているぴょん吉さんを見てどう思いますか?」
🐰「なんか、ぴょん吉やべーなって思います」「このぴょん吉には怖いものはなさそうです」
🙍♀️「では、今からそのぴょん吉さんと統合しましょう!」
🐰「このぴょん吉、動きまわってて捕まえられそうにないです」
🙍♀️「助走をつけて、踊ってるぴょん吉に飛びつきましょう」
🐰「やってみます!」
走りながらジャンプし
パンイチのぴょん吉に飛び込んで
無事に一体化した
🙍♀️「怖いものなんてない!って言いましょう」
🐰(息を大きく吸って)
🐰「怖いものなんてない!」
1Kの部屋の中心で、ぴょん吉は叫んだ
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話は冒頭の母うさぎとの
旅行の話に戻る
ぴょん吉は、その夜
部屋の外についている露天風呂に
1人で入っていた
すると、ふと
あのときの裸踊りが頭をよぎった
(なぜ、今ここで?🙄)
露天風呂の横には
どうぞ踊ってくださいと言わんばかりの
デッキスペースがある
あたりは真っ暗
誰にも見られることはない
怖いものなんてない!
⭐︎
翌朝、ぴょん吉の裸踊りの効果なのか
奇跡的に30分ほど富士山が見れた
母うさぎは富士山に手を合わせて
拝んでいた
おそらくぴょん吉の幸せを
祈っていたのだろう
今まではプレッシャーだったのだけど
このときは温かい気持ちなれた
裸踊りで本来の自分を
解放したぴょん吉には
怖いものなんてないのである🐰
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ぴょん吉の裸踊りを見守ってくれた
カウンセラーさんはリッカさんです🙍♀️
↓イメージワーク受けてみてね!🐰
リッカさんのブログ
ぴょん吉と同じく鏡を割った人は
ご報告お待ちしております🪞🔨
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ぴょん吉が泊まったのは
“富岳群青”という素敵なお宿でした
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