【絵本】愛と罪悪感の天秤ばかり

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罪悪感の大きさ
愛情の大きさ比例すると
言われているよ

子供の身に何かあった時に
母親が自分を責めて
罪悪感を感じるのは
それだけ子供を愛しているから

お母さんが悲しそうなのに
自分だけ幸せになることに
罪悪感を感じるのは
それだけお母さんを愛しているから

⭐︎

ある日
ぴょん吉が路地裏を歩いていると

何を売っているか分からない
不思議な露店を見つけた


近づいてみると

『罪悪感を量ります』

という看板と

天秤が置いてある

紫のベールを被った
店主の黒猫さんに話を聞くと

黒猫さんは
相手と目を合わせただけで
その人が持っている罪悪感の
大きさが分かるんだって

試しに
ぴょん吉の罪悪感の大きさを
量ってもらうことにした

しばらく目を合わせた後

黒猫さんは
チョーカーについていた宝石を
天秤の『罪悪感』の方に置き

天秤の『』の方には
ハートのキャンディーを置き始めた

天秤のの方が
ハートのキャンディーで一杯になると
やっと秤が吊り合った

「あなたは愛情深い人だねぇ」

そう言って、黒猫さんは
ハートのキャンディーを缶に入れて
プレゼントしてくれた

罪悪感を感じたときに
』を思い出させてくれる
キャンディーなんだって

一粒食べたら

罪悪感を感じるくらい
大切な人がいて幸せだなって


感謝の気持ちが生まれるんだって

ぴょん吉は
ポーチの中に入れて
持ち歩くことにする

(ポーチよりも大きくて入らない🙄)


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