ぴょん吉は11年にわたる婚活で
数々の男達とデートを繰り広げ
珍エピソードを量産しているが
大学生のときのぴょん吉は
大人しくて優等生な
印象だったと思う🐰
珍エピソードはこちら
▷ぴょん吉の運命はずし!運命の人って200人おんねん
▷ぴょん吉のマッチングアプリあるある!
おっとここで、注意事項が!🐰
ぴょん吉は大人しくて優等生な
仮面をつけていた🎭
そう、仮面である
本当のぴょん吉は
月から誤って地球に落ちた宇宙人だ
(つまり、よくしゃべる変人🙄)
それなのにぴょん吉は地球で生まれた
血統書つきのうさぎのような
大人しい仮面をつけていたのである
今回は
ミステリー小説風に仕上げてみた
⭐︎
『初デートで消えた女と呪いの仮面』
【第一章:招待状】
僕は大学3年生
最近、同じアルバイト先の女性のことが
気になっている
彼女は目立つタイプではないが
仕事に対してとても真面目で
気遣いができる人だ
もうすぐ彼女がアルバイトを
辞めてしまう
僕は勇気を出して
彼女をデートに誘ってみることにした
連絡先は
この前のバイト仲間との飲み会で
しれっとゲットした
お誘いしたところ
彼女はあっさりOKしてくれた
⭐︎
【第二章:最後の晩餐】
デパートに入っている
イタリアンレストランを予約しておいた
彼女はアナウンサーのような
清楚な服装でやってきた
デートだからオシャレしてきて
くれたのかと思うと嬉しかった
彼女は大人しくて聞き上手なので
僕は盛り上げようと面白おかしく話した
彼女は楽しそうに笑ってくれた
お料理も美味しかった
⭐︎
【第三章:姿を消した女】
初デートは僕なりに手応えを感じた
彼女はたくさん笑ってくれていた
解散して、その日のうちに
デートが楽しかったことと
また会いたいという
メッセージを彼女に送った
こういうのは駆け引きではなく
ストレート勝負だと思う
ところが、
待てども待てども返信が来ない
おかしい
何かがおかしい
律儀な彼女はお礼メールには
必ず返信するタイプだと思う
例え次のデートは
気乗りしなかったとしても
返信くらいはくれるはずだ
アルバイトを辞めた彼女と
連絡を取る手段はもうない
あのデートの何が嫌だったのか
僕には分からなかった
⭐︎
【第四章:彼女の事情】
ぴょん吉、デートに誘われたので
行ってきたっ🐰
ぴょん吉を笑わせようと
たくさん話してくれた
自分のことをなんでも隠さずに話すし
誠実で素敵な男性だと思う
🙎♂️「ぴょん吉さんの
大人っぽくて穏やかなところが好きです」
って言われた
彼はバイト先でも信頼されているし
人柄も十分わかっている
なのに
🐰ぴょん吉、なんか疲れた
🐰猛烈に帰りたい!!!!
デートの後
彼からきたメッセージが来た
✉️「またご飯行きましょう」
🐰、、、、
ぴょん吉の心のシャッターが降りた
(ガラガラガラガラ)
⭐︎
【最終章:呪いの仮面】
ぴょん吉はお礼メールへの返信もせず
音信不通になり行方をくらませた
(ええ、逃走犯です🙄)
今のぴょん吉には
なぜ当時のぴょん吉が
逃げ出したのか分かる
ぴょん吉は
親密感への恐れを持ってきて
相手に心理的距離を縮められるのが
猛烈に怖かったのである
親密感への恐れの解説はこちら
▷うさぎと亀の攻防戦と親密感の恐れ
なので、音信不通になることによって
相手から嫌われて
自分から離れいくように
仕向けていたのだ
もちろん潜在意識の仕業なので
当時のぴょん吉は
🐰なんか猛烈に嫌だ、逃げたい
くらいの感覚である
そして、彼が放った一言は
シャッターのスピードをあげた
🙍♂️「ぴょん吉さんの落ち着いていて
大人っぽいところが好きです」
これで次のデートに進もうものなら
心理的距離が更に縮まってしまう
よってぴょん吉は
猛ダッシュで逃げ出したのだった
🐇💨💨💨
⭐︎
ぴょん吉は当時、
呪いの仮面をつけていた
(つけてる自覚はなかったけど🙄)
この仮面は
ありのままでは愛されない
という呪いによって作られた
愛されるための
大人しくて優等生な仮面だ🎭
ぴょん吉は、無意識に
🐰彼が好きになったのは本当の自分じゃない。ぴょん吉、嬉しくない
と感じていたのである
愛してもらうために
ありのままの自分を隠したわけだが
潜在意識には
「ありのままを愛してよー🐰」と叫ぶ
インナーチャイルドが存在している
インナーチャイルドの説明はこちら
▷【前編】ぴょん吉の洞窟探検隊!インナーチャイルドを奪還せよ
彼が愛を伝えるほどに
ああ、この人は本当の自分を
好きになったわけじゃないんだ、、、
と、ぴょん吉の心は
離れていったのである
⭐︎
あとがき
彼とはこれっきりだったが
この伝説の初デートから7年後
ぴょん吉はマッチングアプリで
彼を発見した
ぴょん吉は彼が自分のせいで
女性不信になっていないことを
祈りながら
足跡がつかないように
そっとブロックしたのだった🐰
後にぴょん吉は婚活で
これとまるで真逆の現象を
(初デートの後、男性が音信不通になる)
何度も食らうことになるが
最初にそれをやったのは
自分だったことはすっかり忘れて
被害者ヅラをしていたうさぎである🙄
もしかしたら彼らも仮面をつけていて
親密になるのが怖かったのかもしれない
仮面の呪いをかけたのは自分自身で
呪いを解けるのも自分自身なんだ
みんなでぴょん吉ブログを読んで
仮面を外してありのままの自分で
幸せを目指そう🐰❣️
ぴょんは今度
仮面割り武道会に参加するんだー🐰
(心の仮面です)
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