いつからだろうか
いや、たぶん生まれたときからだ
ぴょん吉は
人の気持ちを敏感に察知する
うさぎだった
最近ちまたではHSPとか
言われているやつだ
※HSP（Highly Sensitive Person）の略
生まれつき感受性が強く
敏感な気質をもつ人のこと
もしかしたらこれは
前前前世が宇宙人だった
名残かもしれない
宇宙人は言葉の代わりに
テレパシー的な何かで
コミュニケーションを取るのだろう
ぴょん吉の前世の話はこちら
▷【後編】ぴょん吉はじめての催眠療法！前前前世は宇宙人
他人の気持ちがわかる分
自分と人との境界線が
曖昧になりやすい
お母さんの気持ちも
お友達の気持ちも
知らない誰かの気持ちも
分かってしまうから
その分
自分気持ちを感じる時間が
少なくなってしまう
ぴょん吉は中学生だった頃
クラスのなかで誰が誰を好きか
全部分かっていた
やっぱりテレパシーとか
念が使えるのかも🙄
⭐︎
自分と人との境界線が曖昧だと
自分の考えと反対の意見を
言われたときに
否定された感覚になって
なんだかイライラしたり
落ち込んじゃったりする
なんて言うか
境界線を越えて
嫌なものが入ってきて
自分が侵害されたみたいな感覚
ぴょん吉はいつも
こんな状態だったから
人といると疲れやすかった
そこで、
ぴょん吉は侵入者を防いで
安全に人と交流するために
お堀浮き輪を開発したんだ！🛟
お堀は、城への侵入者を防ぐために
城のまわりに掘った人工的な川だよ
このお堀浮き輪は
ぴょん吉を水に浮かべるんじゃなくて
人の意見を浮かべて
自分に侵入して来ないようにするんだ
お堀には水門がついていて
川にもつながっている
人から何か言われたら
まずは笹舟に乗せて
お堀浮き輪の水に浮かべるよ
この意見いいな！
って思ったら受け取ればいいし
ぴょん吉の考えとは
違うなーと思ったら
水門を開けて川に放流するよ
（笹なので自然分解されます）
笹舟を見ながら
この意見どうしょっかな〜
って時間をかけて考えて
半分だけ受け取ったりも出来るんだ
人に振り回されて
疲れちゃう人は
ぴょん吉のお堀浮き輪を
思い出してね〜🐰🛟
れっつごーぴょん吉❣️
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